手に職!建築現場で必要な配管工の仕事を探っていこう!

建築工事において、専門職はたくさんあります。配管工もその一つです。配管工は、水やガスが通る配管の設置を行います。建築現場において必要な仕事なので、需要は途切れずにあると考えられるでしょう。しかし配管工がいったいどんな仕事をするのか、具体的にご存知でしょうか。 手に職をつけるにはおすすめの配管工のお仕事について、その内容と仕事の流れをまとめてみました。

1. 配管工の仕事って?

配管工とはガスや水を通す配管に関する仕事をする人です。新築の家やマンションには必要な職人であり、その後のメンテナンスなどにも関わる重要な仕事です。業務内容は大きく下の3つになります。それぞれ見ていきましょう。

1-1. 管を加工・配置する

ガスや水を通す管が、設備にきちんと配給されるよう設置することが求められます。パイプがまっすぐな状態では設備まで至らないので、長いパイプを切ったり、曲げたり、さまざまに加工していきます。そしてそれらをきちんとつなげて組み立てていくのです。
パイプのつなぎ目がとくに重要で、中を通る水やガスが漏れないよう、溶接したりねじで止めたりと的確な技術が必要とされます。

1-2. エアコンや洗面台の取り付け

配管工は、配管の先にある設備、エアコンや洗面台、トイレの便器を取り付けます。とくに建築現場では新規で洗面台やトイレはかならず設置されているものです。鏡や陶器が割れてしまうこともあるので作業は慎重を要します。
また、それぞれの設備はたくさんの種類があり、設置場所の広さもさまざまなのですべて一辺倒ではいかないため、正確な採寸が必要です。

1-3. メンテナンス

配管工は、排水関連のトラブルで緊急に呼ばれることもあります。とっさのトラブルにも対処できるよう日々技術を磨くことが大切です。その他、配管のメンテナンスの仕事も任されます。

2. 配管工の仕事の流れ

次に建築現場において、仕事のおおよその流れを把握しておきましょう。配管工事を依頼されると、最初に工事内容や納期を確認します。予算も頭に入れておくことが必要です。
それから現場の状態を確認します。設計図をみるか実際に現場に足を運び、必要な配管・設備を洗い出し、資材を発注します。
工事日になると資材や機材を入れ、作業開始です。現場の採寸に従って、特殊道具を使い、パイプを切断したり、曲げたりします。そして配管を組み立てて、つなぎ目をきれいに接続していくのです。最後に設備を設置します。
配管が完成したら、パイプから漏れがないか、きちんと水やガスが通って設備がつかえるかどうかを確認し、問題ないようであれば作業完了です。

3. 配管工の業務内容

配管と一口に言ってもなにを配給する管か、どこを通す管かによって業務内容も変わってきます。配管工事は主に、「ガス配管」「給水管」「空調配管」「衛生設備配管」に分類されます。それぞれに専門知識が必要で、すべて対応可能な配管工は多くはないので、いずれかを選んで専門にしていきましょう。今現在、配管工は以下のように分類されています。

3-1. 衛生配管工

給排水の配管に関わる仕事をします。水道の蛇口をひねれば水が出るようにしたり、水道メーターを正しく作動するようにつないだりするのです。またトイレや浴室の生活用水を設備まで通す配管を行います。一般住宅の仕事以外では、下水道関連の工事もできます。

3-2. ガス配管工/医療ガス配管工

ガスを家庭に供給できるように配管するのがガス配管工です。ガス漏れを起こしていると命にかかわってくるため、さらに慎重で高い技術力が問われるのです。またもうひとつ、医療現場で酸素などの医療用ガスを配管する配管工は、医療ガス配管工と呼ばれて区別されています。こちらは専門知識がさらに必要になってきます。

3-3. 空調配管工

マンションなどのビルの建物内部には、冷凍機やボイラーからの冷暖房配管といった機械が整備されています。そこから各部屋の中で空調がつかえるように配管するのが空調配管工です。排気ダクトも同じく設置します。パイプスペースはマンション内の部屋を広くとるため、狭くなっていることが普通なので作業には根気が必要です。

3-4. プラント配管工

プラントとは工場などの設備のことを言います。その配管を担う配管工です。化学工場では配管には水やガスが通るだけではありません。高圧蒸気や薬品が通るケースもあるため、高圧蒸気や薬品に耐える素材の配管にしなければなりません。一般の配管工にはできない仕事で、特別な知識と技術が必要です。

3-5. 防災設備配管工

マンションやビルなどで防災上消防法に基づいて設置しなければならない、スプリンクラーの設置などを行います。

4. まとめ

以上、配管工について、その仕事内容と流れについてまとめてみました。建築現場では必ず配管が必要とされるため、今後も仕事としてなくなることはないと考えられるでしょう。また、資格としても建築士ほど難易度の高いものではなく、比較的とっつきやすいといえるでしょう。 「竹内工業株式会社」では配管工として楽しく働く環境が整っています。未経験からでも、一から育てます。資格取得支援制度もありますので、ぜひ仕事しながらレベルアップをはかってください。気になる方は一度お問い合わせください。お待ちしております。

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