電気工事事業

業者の選定や流れなど!知っておくべき電気工事について解説

電気工事について

電気工事を初めて依頼する場合、専門性の高い工事のため、業者の選定をはじめ不安を感じる方も多いかと思います。
そこで今回は、電気工事について業者の選定や流れなど、知っておくべき内容をご紹介いたします。ご依頼前には、ぜひ一度ご参考ください。

1. まず重要な3つの要素をチェック!

電気工事は素人では難しい領域となりますので、基本的に業者へ依頼することになります。

しかし、どのような基準で依頼先を決めるべきかわからないという方もいらっしゃるかと思います。

そこでまずは数多く存在している電気工事の業者の中で、以下のポイントをチェックするところから始めましょう。

1-1. 現地調査の可否

電気工事を行う際には、図面だけですべての判断ができるわけではありません。実際に現地へ足を運び、現場の状況を確認したうえで初めて正確な決定が可能となります。現地調査自体は基本的に20分前後の短時間で済むので、しっかりと対応してくれるかどうかが判断基準となります。

1-2. 見積もり金額の妥当性

見積もりを依頼した際に、記載されている金額が妥当かどうかは素人では判断が難しい部分となります。そこで、相見積もりを取得しましょう。全く同じ工事内容で各社の提示した金額を確認することによって、相場感もわかりますし、相場からかけ離れた金額を提示しているかどうかのチェックも可能となります。

1-3. 代表電話番号

業者の代表電話番号が固定電話かどうかという点も重要です。通常企業としてしっかりとしている場合には固定電話となります。もしも依頼しようと思っている業者の代表電話番号が携帯電話の番号であった場合、個人事業主である可能性が高いのです。工事中や工事後のアフターフォローなども考えると、個人事業主より法人・企業に依頼した方が安心です。

2. 業者選定のポイント

上記の3つのチェックをクリアした業者の中から、
最終的に依頼する1社にしぼり込まなければなりません。

そのために押さえておくべきポイントは以下の3つです。

2-1. 損害保険の加入有無

電気工事の最中に、作業箇所周辺や家具などの備品を傷つけてしまう可能性があります。しっかりとした業者であれば当然損害保険に加入しているので、万が一のときも安心です。損害保険に加入していない業者だと、弁償してもらうことができない可能性が高いので避けましょう。

2-2. 登録電気工事業者であるかどうか

電気工事は誰もができるわけではありません。事前に経済産業大臣、経済保安監督部長、都道府県知事に対して届出書を出し、登録することが義務付けられているのです。この登録を済ませている場合には登録電気工事業者となりますが、万が一そうでない場合には無許可で工事を行っている業者ということになります。無許可であるという時点で依頼するに値しませんし、クオリティなども担保されませんので確実に確認しましょう。

2-3. 地域密着型であるかどうか

電気工事は重要なライフラインに関する工事です。地域密着型としてその地域で長年存在している業者であれば、技術力やアフターフォローなどに関しても期待することができるのではないでしょうか。地域密着型であれば急なトラブルにも迅速に対応してもらえる可能性が高いので安心です。

3. 依頼時に押さえるべきポイント

業者が決まったら実際に電気工事の依頼をすることになりますが、その際に以下のポイントをしっかりと押さえておくようにしましょう。

3-1. 資格の有無

電気工事をするためには正しい知識が必要になるため、電気工事士という国家資格が必要となります。とくに業者として工事を受注する際には必須となります。依頼する業者が万が一無資格であった場合、依頼はするべきではありません。安心してお任せするためにも依頼の際にしっかりと確認をしておきましょう。

3-2. 事前に見積もりを確認する

業者へ依頼する際に気になるのは、最終的な工事費用が予算を超えてしまうことがないかという点ではないでしょうか。事前に現地調査などをしっかりとおこない、さまざまな情報を取得していればその分だけ見積もりが正確になりますが、それらを怠ってしまうと追加料金が発生しやすくなってしまいます。トラブルを避けるためにも、事前に必ず見積もりを取得しましょう。

3-3. 実際の対応

依頼内容から依頼する場所の状況など、工事に対して真摯に向き合ってくれる業者であれば安心です。口頭での依頼内容だけで見積もりを作成してきたり、現地調査を実施したりしないような業者であれば依頼は避けた方が無難です。また、工事そのものだけでなく工事後のアフターフォローについても重要ですので、工事後も長くお付き合いできるかどうかという観点でも判断するといいのではないでしょうか。

4. 電気工事の流れ

実際の電気工事の依頼から完了までの流れは以下の通りです。

4-1. 打ち合わせ

まずは依頼内容を伝えるための打ち合わせをおこないます。どのような理由でどういった内容の電気工事をしてほしいのかをしっかりと伝えましょう。建物に関する質問をされる可能性が高いので、基本的な情報は事前に確認しておくことがおすすめです。

4-2. 現地調査

依頼内容等をふまえたうえで、工事を行うことになる現地での調査となります。図面などを確認しながら目視でもチェックし、想定している工事内容で問題ないかなどを確認します。そのため現地調査までには建物に関する図面を用意しておくといいでしょう。

4-3. 見積もりと契約→工事

最終的な見積もりを作成してもらい、金額や作業内容を確認します。問題がなければそのまま契約を行うことで発注完了です。施工スケジュールなどの最終調整も行います。あとは見積もりと施工スケジュールに沿った工事を実際に行います。

5. まとめ

これから初めて電気工事を依頼されるという場合には、より満足度の高い工事とするためにも今回紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

「竹内工業株式会社」では、ビルの配管対応をメインで行っておりますが、電気工事についても確かな実績と経験があります。電気工事をご検討中でしたら、お気軽にご相談ください。

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